学生生活編1 ハラスメントとは2 ハラスメントをなくすため3 ハラスメントを受けたと感じたとき窓 口 -41- ハラスメントは、安全で適切な環境の下で就学?就労することを阻害する行為です。 ハラスメントは、被害にあった個人に、心身の不調や不本意な進路変更などの深刻な影響を与えます。周囲の人が信じられなくなったり、その結果、休学(休職)や退学(退職)につながったりすることもあります。 ハラスメントには、さまざまな態様があり、典型的な例として、次のような場合が想定されます。(1) セクシュアル?ハラスメント 他の者を不快にさせる性的な言動(2) アカデミック?ハラスメント 教職員がその職務上の地位又は権限を不当に利用して他の教職員又は学生に対して行う研究若しくは教育上又は就学上の不適切な言動(3) パワー?ハラスメント 教職員が職務上の地位又は権限を不当に利用して他の教職員に対して行う就労上の不適切な言動 ハラスメントをなくすためには、大学に関わるすべての人々が、お互いの人格を尊重し、快適な環境で就学?就労が行えるように、ハラスメントを正しく理解し、他人が嫌がる行為をしない?させないことが大切です。◆ 嫌なことは、相手に対してはっきりと意思表示しましょう。 相手が目上の人や上級生であっても嫌なことは勇気を持って拒否しましょう。自分の意思をはっきりと相手に伝えることが大切です。◆ 早く誰かに相談しましょう。 自分一人で言えないときには、相談員や身近な信頼できる人に相談しましょう。誰かに伝えることで気持ちが楽になることがあります。◆ 自分の周囲でハラスメントにあっている人がいたら勇気をもって助けてあげましょう。 相談に乗ってあげたり、被害者の証人になったり、相談員のところへ同行してあげましょう。○ ハラスメント相談窓口 本学では、セクシュアル?ハラスメントを含む、学内のハラスメントの発生防止を図るため、教職員10数名をハラスメント相談員に任命し、相談に応じています。 あなた自身が、あるいは友人がハラスメントの被害にあっていると思ったときは、勇気を出して相談員に連絡してください。相談員の氏名?連絡先は講義棟入口の掲示板に掲示し、ウェブサイトにも掲載しています。所属学部に限らず全学からの相談を受け付け、プライバシーは遵守します。相談員は相談者の立場に立って相談を受けます。安心して相談してください。 ハラスメント相談員の連絡先は、本学ウェブサイト「キャンパスライフ」-「困った時の相談窓口」内の「ハラスメントの防止」をご覧ください。 /campuslife/category0006/content0011/なお、上記ウェブサイト「ハラスメントの防止」には、「ハラスメント防止及び対応ガイドライン」や「相談Q&A」など各種取り組みを掲載しています。〇 ハラスメント相談専用メールアドレス 特定のハラスメント相談員へは相談しづらい場合、誰に相談したら良いのかわからない、ちょっとした疑問などハラスメント相談専用メールで相談することもできます。相談は匿名でも構いません。相談内容に応じて、また相談者の意向を尊重しながら、解決に向けて応えていきます。アドレス:soudan@m.hiroshima-cu.ac.jp総務室総務グループハラスメントの防止対策に関する取り組み ハラスメントは、学生及び職員その他の大学構成員の個人を侵害し、又は就学?就労?教育?研究の環境を害し、あるいはこれらの権利を侵害するものであり、決して許容されるものではありません。 広島市立大学はハラスメントを許さないという強い決意のもと、2020年9月30日に「広島市立大学ハラスメント根絶宣言」を打ち出し、すべての大学構成員が、安心して就学?就労等ができるよう、ハラスメントの根絶に全力を挙げて取り組んでいます。
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