デザイン工芸学科Development of Fine Arts
視覚造形
視覚造形オリジナルサイトデザインとは、計画的に課題解決方法を考え、その実現のために必要な手法を選択し、実現する創造的活動です。今日その対象領域は、生産?製造業に限らず、私たちの暮らしそのものや、社会のあり方といった具体的な形がないものにも広がっています。視覚造形では、こうした広範なデザインの中で、特にヴィジュアルコミュニケーション?デザインを中心とした、課題解決方法とその新しい表現方法について探究しています。さらに、社会的な創造活動であるデザインには、実社会の中に主体的に課題を発見し、他人と協調しながら、その課題解決に取り組む能力も必要です。視覚造形では、さまざまな実習課題や学外デザインプロジェクトを通じて、こうした能力を身に付け、卒業時には、問題の本質を捉え、創造的な提案ができる人材を育成することを目標としています。
授業概要
2年次には、写真撮影、ポスター、エディトリアルなどを通じて、グラフィックデザインの基礎を学ぶほか、関東?関西のデザインの現場を研修旅行で巡ります。3年次には、広告の企画?制作、公共デザイン、デザイン展の企画?実施など、より実践的な課題に取り組みます。4年次には、学生自らが選んだテーマで、ヴィジュアルコミュニケーション?デザインによる卒業制作に取り組みます。
卒業後の展望
卒業生は、広告代理店や印刷会社におけるアートディレクター、クリエイティブディレクターのほか、グラフィックデザイナー、パッケージデザイナー、ウェブデザイナー、アーティスト、イラストレーター、漫画家などとして活躍しています。
スタジオ紹介
VCデザインスタジオは、フリーアドレスのワークデスクと広大な壁面を有し、学生に自由な制作環境を提供。デザインワーク用コンピュータや高精細大判プリンターなどを備えています。隣接する2Dプリントルームでは、冊子印刷や製本加工ができるため、課題制作や各種デザインプロジェクトに利用されています。さらに、学内のフォトスタジオと連携することで、高品質なグラフィックワークも可能です。
教員一覧
視覚造形
教員名 | 専門分野 | |
教授 | 納島 正弘 | 視覚造形 |
准教授 | 中村 圭 | 視覚造形 |