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8月6日、本学学生がマツダ スタジアムで「ピースラインメッセージ」を発信

広島にとって特別な意味を持つ平和記念日「8月6日」。この日、本学学生らによる「広島市立大学2017ピースライン実行委員会」が、(株)広島東洋カープの協力を得て、マツダ スタジアムの観客席に約1,800個のキャンドルを設置し点火。学生たちは、キャンドルひとつひとつに想いを託しながら点火し、平和へのメッセージを発信しました。

なお、「ピースライン」は、原爆ドームの高さ(25メートル)に合わせて、マツダ スタジアムの観客席にキャンドルの灯りでつくるラインのことで、このピースラインに使用された「火」は、本学学生が広島平和記念公園(広島市)の「平和の灯」から採火しランタンで持ち帰ったものが使用されました。


参加した学生のコメント

<隈原美紀さん>
8月6日に行われた「ピースラインメッセージ」に参加しました。準備は大変でしたが、みんなで協力して成功させることができました。私は広島出身なので、1945年8月6日に何が起こったのか知っていましたが、知らない人もいるので、このような形で平和への想いを発信できて良かったです。このイベント自体が開催できたのも、今日本で戦争やテロが起こっていないからであり、あらためて平和であることの大切さを実感しました。

<平松みずきさん>
今回、ピースライン実行委員会のリーダーという重要な役割を務めさせていただきました。リーダーの仕事はとても大変でしたが、多くのことを学ばせていただいた貴重な経験になりました。この体験を通して思ったことは、二度と同じ悲劇を繰り返さないために、核兵器のない世界を一人一人が多くの人々に伝え続ける大切さです。私は広島出身ではないため、今まであまり広島の原爆投下について知りませんでした。しかし、大学での広島についての講義に参加していくうちに、核兵器の怖さやどれほどの広島の人々が原爆投下によって苦しめられたか、または今でも苦しめられ続けているのかを知り、この世界が核兵器のない平和な世界になってほしいという願いをかなえるために、まずは何か行動に移さなければならないと感じ始めました。そんな時に、この活動が実施されるということを知り、リーダーとして参加しました。今回は、言葉ではなく、原爆ドームで今もなお燃え続けている「平和の灯」によって、一人でも多くの人に私の願いが伝わったと信じています。今回、この活動に参加できて、本当に良かったです。また、このような機会があれば、参加したいです。

<西村そあらさん>
大学入学後、平和学習に興味を持ち、今までは少し目を背けていた原爆や戦争の過去に向き合っていきたいと思うようになりました。今回ピースラインメッセージという企画があることを知り、すぐに参加を決めました。また採火の段階から関わっていきたいという強い想いで学生リーダーを希望しました。完成したピースラインを見て、とても感動し達成感を感じました。この貴重な経験を忘れずこれからの平和学習に取り組んでいきたいです。

<水島祥子さん>
ピースラインメッセージに参加することができたことを光栄に思います。一つ一つ丁寧に設置し、広島平和記念公園の「平和の灯」から採火した火で点火していく。これは何も知らない人の視点から見るとただの作業のようにしか見えませんが、この広島という地で8月6日に一点の火であった「平和の灯」が長い一本のラインになるということは平和の広がり、つまり世界の平和を主張するということだと私は強く感じました。実際に参加して作業していく中で火のラインが出来上がっていくのを見、とても感動したことは忘れることのできない思い出です。また、火が消えてしまった場合に対応できるように数十分の間ピースラインを観察していた時、私は無心にピースラインを眺めたり、何も気にせずに眺めていられるという状況に日本の平和を感じたりしていました。
この企画に参加させていただいたことで平和について再び考えることができ、リニューアルした資料館に行きたいと思いました。広島市立大学の学生であるからこそ参加できたので、この企画の間、私はずっと市大生で良かったと思っていました。ピースラインメッセージは私にとって平和について再度考える素晴らしい機会となりました。

<上見アンディさん>
このピースライン活動に参加して、世界平和を呼びかけるとともに、自分自身への意識付けにもなりました。私たちは何気なく生活しているけれど、日々考え続けなければいけないと思いました。当たり前が当たり前ではない世界がたくさん広がっていることを意識しなければなりません。イスラムや北朝鮮などの問題はまさに「平和」について考えることで、私たちはもっと世界的な視野を持つことが必要だと感じました。今、幸せに生活できていることに感謝し、世界中の人々のために少しでも自分のできることすることが考えました。私は、世界平和に協力できる人になるために「知る」ことを頑張りたいと思い、それから実際にできることをしたいと思うようになりました。今回の私たちの活動が少しでも人々の意識を変えられることができたらなと思っています。準備中、天候に恵まれず、大変でした。しかし最終的にはきれいなピースラインを描くことができ、やりがいを感じるとともに、感動もしました。最後に、ピースラインボランティア活動に参加させてもらって、世界平和の呼びかけができたことに感謝したいです。

ピースライン


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