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芸術学研究科の学生が「呉医療センター?中国がんセンター芸術賞」を受賞

国立病院機構呉医療センター?中国がんセンターが「呉海軍病院開設130周年記念行事」として、本学の学生を対象に院内空間デザイン?空間インスタレーション作品のプランを募集し、同センターの審査の結果、芸術学研究科博士前期課程１年の松本千里さんの作品が最優秀賞に選ばれました。

松本さんは１月中旬から２か月かけて制作し、平成31年３月27日、同センターで表彰式がありました。

作品名を「香る波」とし、同センターの外来棟地下、１階をつなぐエスカレーターの窓ガラスに、伸縮性のある布の一部を青やピンク、赤に染め、立体的に飾りました。松本さんは、「穏やかな瀬戸内海の波と爽やかな海軟風の香りをイメージし、見た人が心安らぐ空間を制作しました。布の重なりによって浮かぶモアレ（縞模様）や色彩の層は、エスカレーターで移動するたびに見え方が変化し、奥深い造形を生み出します。」と、コメントしています。