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イギリスより留学レポートが届きました

紅葉シーズンの植物公園

クリーンルーム

原田さんが使用しているオフィス
(座っている学生は全て異なる研究室の学生)

サウサンプトン大学で使用することのできるシミュレーションソフトの例(Comsol)

将棋教室

折り紙教室(左端が原田さん)

留学中の本学学生から留学レポートが届きました。

情報科学研究科(博士前期課程)創造科学専攻2年の原田直明さんは、官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」に採用され、2016年8月から12月まで英国サウサンプトン大学に留学しています。

※本学における「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」採用関連ページはこちら

サウサンプトン大学は、英国を代表する大学の一つで、英国における大学ランキング上位20に入る大学です。大学はサウサンプトン市街地からバスで30分弱の場所に位置し、大学と隣接して植物公園やサウサンプトンコモンという国立公園が併設されています。

現在、私はNanoelectronics and Nanotechnology Research Groupに所属して研究活動を行っています。こちら(右の写真)は私が普段研究を行っている建物のクリーンルームです。誰でも外側から、中の様子を見ることができる現代的な造りになっています。学生が研究に対して興味を抱くような工夫がされているとともに、クリーンルーム内で作業者が倒れた場合に、いち早く発見できるように、安全性に対する配慮もされています。

こちら(右の写真)は私が普段座っているデスクです。開放的な空間になっており、さまざまな国籍の学生が多種多様な研究を行っています。しばしば、全く違う研究を行っている学生が「What are you researching?」と突然話しかけてきて、研究内容を英語で説明することがあり気が休まる時がありません。しかし、こういったきっかけから始まった雑談の中から、時折、研究に非常に役に立つアドバイスが得られることがあり、diversityの重要性を実感しています。

サウサンプトン大学に来て日本の大学と違うと実感していることとして、学生が使うことのできるソフトウェア環境の充実があります。大学全体として組織的な運営をしているようで、学部?学科、学部生?大学院生を問わず、サウサンプトン大学に所属する全ての学生が、皆平等に、豊富なリソースを使用できる学習環境が整えられています。

「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」の趣旨とともに自分の想いでもあるのですが、研究活動だけでなくambassador 活動にも力を入れています。こちらに来て、日本人会というsocietyに所属し、週に1回、日本語に興味のある外国人に日本語を教えています。また、これまでに2度、cultural sessionと題して、折り紙や将棋などの講習会を開き、日本文化を伝える努力をしています。

情報科学研究科(博士前期課程)創造科学専攻2年  原田直明

お問い合わせ先

国際交流推進センター(事務局本部棟1階)

TEL:082-830-1784

E-mail:iepc&office.hiroshima-cu.ac.jp

※E-mailを送付されるときは、&を@に置き換えて利用してください。

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