国際交流?留学 International exchange and study abroad

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2023年度短期語学プログラム体験記(ハワイ大学マノア校)


2023年度 ハワイ大学短期語学留学  【留学期間:8月27日~9月17日】


私が留学に行くことを決めたのは、大学で年間を過ごし、大学年生の春休みが終わろうとしているときでした。当時まだ、何をしたいのか分からなく、将来について悩んでいた私は、「留学行けたらいいな。けど無理だろうな。まず自分の語学力を上げてから行かないと。」そんなことを思っていて、周りの子が留学に行く予定を立てていることにも焦っていました。そんなとき、人の家庭教師の方(後に私にTOEIC指導をしてくださる方)と出会いました。知り合いからの紹介を受け、その方と一緒に飲みに行くことになりましたが、そこで私が大きな決断をすることになるとは思いもしませんでした。一緒にお話をし、その方は経歴、人生、子育てについて話してくれました。そして、私の煮え切らない思いを聞いて、「まずは留学に行きなさい。そんなことを言っていたらいつまでも勉強しないわよ。」とおっしゃいました。私は留学に行くことを決断し、まず7月のTOEIC700点を超えることを目標にしました。結果、その方とのレッスンのおかげもあり、月は500点ほどしかとることが出来なかった私は、月のTOEIC720点とることができ、(まだまだ低いですが)ハワイ留学へ旅立ちました。

ハワイ留学で経験したことは、日本にいたら経験することができなかったことばかりで、すべて人生の宝物になりました。この留学に行かなければ、迎え入れられる側(ハワイから見た外部の人間)になることはなかったので、現地の人に優しくされることのありがたさも知ることができませんでした。留学に行くことを許してくれ、ボーナスから費用を出してくれたお父さん、お母さんには本当に感謝しかありません。

今回のハワイ留学は大学のプログラムのものなので、パールハーバーやビショップミュージアム、ダイヤモンドヘッドなど、さまざまなところに行くことができました。また、飛行機の搭乗にも引率の井上先生がついてくださったので、安心して行くことができました。中でも、ホストマザーがいてくれたことの安心感は非常に大きかったです。「あなたがハワイにいるときは、ハワイ人の一員です。ゆっくりくつろいでください。」と受け入れてくれたホストマザーのおかげで、慣れない環境でも勉強ができました。

体験する文化、見る光景、耳に入ってくる人の声。すべてが新鮮で、留学費用を無駄にしまいと毎日を大切に過ごしました。「人1人との出会いを大切に、今この瞬間の行動を大切にしたら、将来につながる。」英語のスキルの成長に加え、ハワイ大学で同じクラスになったさまざまな大学出身の子や、ホームステイを一緒にした先輩、ホストファミリーとの関わりの中での人間的な気づきが大きかったです。

私はハワイの晴れ晴れした気候、温かい人々、壮大な海、そしてハワイアンフードが大好きです。そんな環境で週間勉強できたことは、本当に貴重な経験になりました。ありがとうございました。

 ※冒頭の写真:修了式にて(同じクラスで頑張った仲間と)

国際学部年 露木 凜夏

 

  • ダイヤモンドヘッド山頂からみたハワイ

  • ハワイの空港で優しかったホストマザーと一緒に
    (左端が露木さん)

  • カカアコのウォールアート