短期語学研修体験記(フランス?オルレアン大学)
2017年度 オルレアン大学短期語学研修
今回、私たちはフランスのオルレアン大学を訪問しました。学生は10名、引率の教員2名でした。オルレアン大学は街の中心からトラムで約30分のところにある、自然に囲まれた大学です。休日の大学はのんびりとした雰囲気で、平日の授業がある日はどこを見ても学生で、お昼は3つある食堂が溢れるほど活気がありました。
授業は、フランス人の先生4人の方々がとても丁寧に教えてくださいました。説明を聞いたり発言をしたりとすべてがフランス語の毎日でした。課外活動では渡航前の補習授業でフランス人研修生の協力のもと準備した市立大学の紹介を現地の日本語学生にフランス語で行ったり、ロワール古城めぐりやモンサンミッシェル、サンマロを訪れたりしました。現地の学生との交流や名所を訪れることでフランスの雰囲気や歴史などを感じられました。
1か月間の滞在は、1人1家族のホームステイで、私のホストマザーは1人暮らしの方でした。何回か、独り暮らしをしているマダムの娘さんや息子さん、友人が家に来て一緒に食事をすることもありましたが、基本的に家では2人で、マダムと一対一で話す機会に恵まれ、自分のフランス語の実践とともに、フランスの生活を身近に感じられました。
また、食べ物は、フランスパン、チーズ、マカロンなど多くのものを味わえました。特に私はマダムの料理がお気に入りで、お手製のキッシュやムースオショコラなどマダムとの会話と共に毎日楽しみました。観光では不可能なフランスの母の味を知ることができたと思います。
この研修では、フランス語を学びながら、歴史や文化などを知ることができました。また、1か月という短い期間の中で、短いからこそ、そこでしかできない経験をしようと積極的に行動できました。そして、マダムとの会話ではフランスについて教えてもらう一方、日本について聞かれることも多く、自分の語彙の少なさや日本についての知識不足を知るいい機会にもなりました。日本に帰ってからも今回の経験を生かして、日本でできることを見つけ、積極的に挑戦しながら、これからも継続してフランス語や母国である日本についての知識を身につけていきたいです。
国際学部2年 橋川万李奈
お問い合わせ先
広島市立大学語学センター
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E-mail:gcoffice&office.hiroshima-cu.ac.jp
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