国際交流?留学
International exchange and study abroad
派遣留学の体験記 (フランス?オルレアン大学)
国際学部 国際学科 4年
[2022年1月 ‐2022年12月]
● 留学先大学の特徴とアピールポイント
日本語学科があるため日本好きな学生が多く、現地の学生と交流を持ちやすい大学です。日本語の授業にアシスタントとして出席したり、学内のアソシエーションに参加することで現地の学生と知り合うことができます。また、現地の日本人の先生方も日本人留学生を気にかけているので、日本人と仲良くなりたい学生を紹介してくれたり、困ったことがあれば相談に乗ってくれます。加えて、留学生を担当する課や寮の管理人にも日本語を話せる方がいるため、困ったことがあれば日本語で相談することも可能です。語学学校においても多くの日本の大学と提携を結んでいるため、先生方も日本人に慣れている印象があります。初めてフランスに留学するのであれば、非常に良い環境が揃った大学だと思います。
〈大学校舎〉
● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
フランスに長期留学したことで、語学の向上はもちろんのこと、初めての一人暮らしだったので自己管理能力も高めることができたと思います。特に夏のバカンスが3か月と長かったので、どのように過ごせば有効活用できるか、予算との兼ね合いも考えながら計画したのは良い経験でした。また、多少の事には動じない胆力がついたと思います。フランスでは予想外の事態に見舞われることも多かったですが、拙いなりにフランス語や英語を使って、周りの助けも得ながら解決することができました。今後はこの経験を活かして逞しく生きていくとともに、更にフランス語の向上を目指して勉強を続けていきたいと思います。
〈茶道のワークショップ〉
● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
日本国外で勉強する、長期間生活するというのは非常に貴重な経験です。そもそも国外で学んだり、長期滞在するには様々な条件を満たす必要があり、簡単なことではありません。しかしながら交換留学では資金やビザ、住居等のハードルが一般的な留学より低くなるため、留学したい、外国で暮らしてみたい学生にはまたとないチャンスです。早め早めに準備して、ぜひ留学のチャンスを掴んでほしいと思います。
● 最後に
?フランスでの予想外の事態トップ3を発表します。第3位:深夜に何度もドアをノックされるので何事かと思って開けたら、酔っぱらったお隣さんが部屋に入ってこようとした(3月の出来事、ちゃんと閉め出しました)、第2位:農業体験に申し込んだら水道のない島で一週間生活(8月の出来事、飲み水用の浄水器はありました)、第1位:自室のトイレが3回壊れる(2月から4月にかけて、2回はタンクの故障で水が流れなくなり、3回目は水漏れ)。色々ありましたが、無事に留学を終えました。案外なんとかなるので気楽に留学しましょう。
〈オペラ座?ガルニエ宮ホール〉
〈オペラ座?ガルニエ宮 舞台〉
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